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2023年
5月3日~5日
R5年度春季関東リーグ

5月・・・。世間一般にはゴールデンウィークなどと持て囃され、帰省や旅行に興じることが多い期間であるが、我々のような囲碁を嗜み、囲碁に生きる、崇高なる戦士でもある囲碁部員にとってGWはそんなに甘いものではない。

そう。関東リーグがあるからだ。関東リーグとは、関東学生囲碁団体戦の俗称であり、大学囲碁部の序列が決まる大会、わかりやすく言えば大学囲碁部の格付けとも言える大会である。

その一方で、他大学の囲碁仲間との交流の場でもあり、大学囲碁界隈の人間にとっては年2回の一大イベントなのである。


しかし、今回の関東リーグはいつもと少し事情が違ったのである。

なぜなら、念願の一般1部昇格を実現できそうだったからだ。1年半前の一般4部リーグ優勝を皮切りに、宇大囲碁部は破竹の勢いで序列を上げてきた。前回大会では惜しくも昇格ならずではあったものの、今回はその悔しさとレベルアップした部員の実力、そして考え抜いた戦略で確実に1部昇格を狙っていた。



5月3日水曜日、東京大学駒場キャンパスにて、戦端が開かれた。


――


1回戦目は、前回大会でも熱戦を繰り広げた國學院大學でした。前回大会での成績は3-2で、僅差でこちらが勝ち越しましたが、油断は全然できない強敵です。

主将のニギリにより、主将、三将、五将が黒番で対局が開始されました。


対局が進行し、副将戦、五将戦で勝ちを拾うも、三将戦は落としてしまいます。残る主将戦と四将戦でどちらかが勝てば、宇大の勝ちですが・・・


結果は、主将戦、四将戦ともに負けとなってしまい、國學院相手に2-3で負けてしまいました。

初戦負けとなってしまい、苦いスタートとなってしまいました。



こうして苦いスタートから心機一転し、2回戦目となる駒澤大学戦に臨みました。

こちらは相手の四将、五将が空席だったので、四将、五将は不戦勝となりましたが、

主将、副将、三将は真剣勝負です。不戦勝というのは、いつも複雑な思いです。


対局が進行し、こちらの戦いは4-1で勝利し、初戦での負けを引きずることなく、調子を取り戻しました。


続く3回戦目の明星大学戦も、順調に勝利を重ね、初日は2勝1敗という結果で終わりました。


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