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2023年

8月8日~11日

夏合宿in常念山脈

H沼、K本、I川、S振、N瀬


上高地から蝶ヶ岳、燕岳まで縦走し、中房温泉に下山する行程


〈アプローチ日〉

I川が出発日の前日に発熱し、急遽4人で行く事に。

前泊地は平湯のキャンプ場。1人700円で快適なキャンプ場だ。


〈一日目〉

5:00平湯温泉を出発し、上高地に入る。

ここをあえて避けていたH沼はここで上高地に魅了させられたようだ。



徳澤園まで進み、長堀尾根に乗る。

N瀬はこれが2回目の登山でもあり、ここから下山までペースが落ちる。

また、H沼は夜行バスで寝れなかったそうで、思いのほか元気ではない。


12:50蝶ヶ岳登頂。

蝶ヶ岳ヒュッテをキャンプ地とする。

人気な山域なのにライチョウが8羽ほどうろついている。

袋麺をすすり、就寝する。


〈二日目〉

5:30蝶ヶ岳ヒュッテを出発。

常念岳までお花畑がかなりあり、とても楽しい。

常念岳の手前でブロッケン現象を拝め、H沼とS振は興奮する。



ただ、N瀬はそんな余裕がなくぜえぜえ登る。

予定より常念岳登頂が遅くなり、常念小屋からはH沼とS振がテン場確保のため大天荘まで急ぐ。

N瀬とK本はゆっくり歩いてもらった。

東大天井岳では小豆島並みに猿が登場し、猿の島生まれのH沼はすごく驚いていた。

14:30大天荘到着。

お盆前日、北アルプス先着制のテント場だから6テンを張れる所は到着した時に1つしか空いてなかった。

遅れる事1時間、N瀬とK本が到着。



カレーを作り、寝床に入ろうとしたが、肝心の大天井岳に登っていない事に気づき、H沼とN瀬が日の入りに間に合うよう急いで登る。

槍ヶ岳方面に沈んでいく。月は明るく、明日も好天だろう。


〈三日目〉

6:00大天荘を出発。

燕山荘に伸びる尾根の途中で日の出鑑賞。

日中晴れ間が続き、アルプスなのにかなり暑い。



地球温暖化をひしひしと感じる。

冷え切った岩に抱き着くとと癒される。

8:00燕山荘にデポして燕岳登頂



中学以来に登ったK本は燕岳に恋してるようだ。

10:00合戦小屋でスイカを貪る。

山で食べるスイカは格別に美味しい。

スイカが苦手なH沼も大満足。



12:30中房温泉に下山。

手を挙げてギリギリバスに乗せてもらった。

山経験の少ないN瀬はよく自力で頑張って下山してくれた。

もっと山に行かなければならないが、特に理系は大学のカリキュラム的に厳しいそうだ。

平日は大学で授業とバイト、課題、部会、飯、風呂などの生活を全てこなせれば、土日は山に行き放題。

つまり、学内バイトは最高な大学生活を過ごすのに欠かせない。

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